夏の終わり

待ちかねていた秋の訪れ。

夏は大嫌いだが、今年の夏もろくなことがなかった。



父の発熱。

すわ!胆管に挿入されたままのチューブの炎症か?!と、覚悟を決めた数日間。

その後、自分の高熱。

トラッちのこともあってストレスマックス、弱り目に祟り目。



トラっちは2か月で2kg近くも痩せて(人間でいえば10kgくらい)、膀胱炎も併発。

もうひと月ももたないんじゃないかと涙も枯れ果てる毎日だったが、膀胱炎は完治、

リンパ球形質性腸炎も何とか現状維持している。



7月27日より動物病院を転院。

高速を使って1時間以上という遠距離病院だが、信頼できる院長先生に診てもらえるようになってようやく心が救われた。

今までは出された薬などを調べては悶々としていたが、これからは院長先生にすべて委ねようと思う。

尋ねなくても熱心に説明してもらえる。

旧病院ではネットで調べたことを遠慮がちに尋ねるとイヤ〜な顔をされたが、

院長先生は長〜い説明のあとまだ物足りないように「○○でネット検索してみてください」と言われる。



自己免疫疾患が脳炎に、腸炎

どんだけ自己免疫で自分の身体を痛めつけるんだ・・・というトラっち。

腸炎になってから、脳炎の心配がほとんどなくなった。

よだれ発作もなくなり、時々左右の目の大きさが違ってドキドキしたがそれも無くなった。



リンパ球形質性腸炎も完治のない病気なので、投薬に食事療法も兼ねて現状維持していくしかない。

ご飯は一日4回。

Hillsのr/d+さつまいも+黒皮カジキ(低脂肪、高蛋白)+日清MCTオイル(中鎖脂肪酸療養オイル)

院長先生の指導のもと、色々試してこれに落ち着いた。



腹水が溜まっていないか、体重はどうか、ウンチは?

にらめっこの毎日。

ゆる便だと打ちひしがれてご飯の量を変えてみたり、コロコロのウンチが出たらうれしくて天にも昇る気持ち。

そんな毎日だが、7月8月色々なことがありすぎて、結果・・・

これからの覚悟も少しずつしている。

限りある命だから。