ユニークフェイス・リーダー講座開設
少しご無沙汰している友人から電話があった。
人間ドッグでがんの疑いがあり、昨日卵巣を切除したって。
早速お見舞いに行った。
腹腔鏡手術なので傷も小さくとっても元気だった。
「もう私たち卵巣はいらんからねっ!」っと言ってガハハと笑いあった。
検査の結果はまだだけど、どうやら悪性ではないらしくホッとした。
手術までの間、卵巣がんについて調べまくったらしい。
予後や生存率が極端に低く、最後は「まあいいや、残りの人生を見直そう」と達観したそうだ。
本人はそうかもしれない。
両親やダンナさんの方がきっと動揺は大きいだろう。
「**(私)も検査しなあかんよ」と言われた。
そういえば卵巣が腫れているので半年に一回検査するように言われていたっけ。
もう1年以上も放っている。
ちょっと心配になってきたので検査行こうかな。
死んじまったらあざの治療もくそもないからねえ・・・。
石井政之さんが「ユニークフェイス・リーダー講座開設」
(http://uniquefacejournal.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html)をスタートされました。
いつか素顔で堂々と暮らせる社会をと夢見ていたのに、結局は治療に走っている私。
1999年に、ユニークフェイスの活動を開始して14年たちましたが、
日本社会で、実名・顔出しで、ユニークフェイス問題のために立ち上がる当事者はたいへん少ないままです。
同時に、この問題にかかわる支援者もほとんどあらわれていません。
このままでは次世代の当事者たちは、大人は何もしてくれない。
顔出し、実名で行動する大人はいない。そういう社会なのだ、と理解するようになるでしょう。
(ユニークフェイス・ジャーナル 抜粋、転載)
ああ、恥ずかしい。
余命1年とか言われたら、次世代の当事者のために素顔を出して何かをする勇気が起きるかな。
ああ、情けない。