母と一日

このところ毎日といっていいほど母と一緒。

今日は午前かかりつけ医へ送迎、午後は市美術展に。

画材店、ランチ、買い物などして夕方帰宅。

街中の運転はとっても緊張するのだが、母はお構いなしで「昔ここでラーメンを食べた」

「このお店はずーっと昔からある」とか延々としゃべっている。

母が言う昔とは昭和30年前後のことだ。ふるっ




ランチもけっこうな量を食べたと思うのだが、「もう5歳若くなって、たらふく食べたい」とか言っている

車窓から以前お連れの友人と行ったお店が見えると、「あの頃には戻れんねえ」とため息。

亡くなった友人たちを思い出しているらしい。



年をとっていくことがやるせないのだろうが、仕方ないのだよ。

加齢は逃れようがない。

自分が母の年になったとき痛みを感じてあげられるのだろうが、今はイラッとしてしまう。



とうに両親を亡くしている友人もいる。

病はあってもそこそこ元気な親と、お出かけしたりご飯を食べたり買い物したり・・・

これって奇跡に近いかも。

時々幸せだなって私は思うんだけど。