宇宙

子供の頃以来、何十年か振りにプラネタリウムに行った。子供の時は星座の名前とか星座にまつわる神話などの説明が録音テープから流れるだけだったが、今回は学芸員から少し専門的な宇宙の誕生についての解説があった。

知らないことが多すぎるので、すぐにマイブームになる私。ネットで「宇宙の誕生」を調べまくった。

137億年前にゆらゆら揺らいでいる真空(無)にビッグバンが起きたんだと。量子重力理論とか粒子反粒子とか難しいことはわからないけど、膨張し続けている宇宙の外はやっぱり「無」なんだと。




宇宙の外について知恵袋にこんな回答があった。



宇宙は時空(時間と空間)です。
時間と空間こそが宇宙なのです。
したがって宇宙の誕生が、時間と空間の誕生です。
宇宙誕生の前は、時間も空間もありません。
ですから宇宙誕生の前には何もありません。
時間と空間がないところには、何も存在できませんので。





空間がなければ時間が、時間がなければ空間が定義できない。
そんな状態だった。
どちらか一方だけがあっても、何もないのと一緒なのです。
時間と空間をセットとして考えたとき、両方が生まれて始めて、
その瞬間を宇宙が生まれた時刻としてt=0と定めることができ
るようになっただけのことです。


4次元以外は「無」らしい。




yahooの知恵袋の質問のトップは「宇宙の果てには何があるの?」らしい。
違う人から次から次へと同じ質問が繰り返される。私もずーーーっと昔から宇宙の外には何があるのだろうと不思議だった。
でも何にもないんだって。でも「何にもない」というのも正解ではないらしい。??

宇宙の空間に(閉じ込められて)いるということが恐怖でしょうがないという質問もあった。閉所恐怖症の究極かな?




「無」から生まれた物質によってすべてができているということから、私たちの身体も遠い星たちと繋がっている・・・。
学芸員の解説で一番心に残った言葉である。



その言葉をかみしめながら星たちを眺めたいのだが・・・・、
痛くて首を上げられないのだよ・・・・・。