恒久

カメオンのHP」でレンタルしている無料掲示板サービスがもうすぐ終了になる。

個人ではHPを開設するよりブログをはじめる人の方が多くて結果、掲示板サービスは時代に合わなくなってきたのかな。最近の無料ブログサービスの内容の充実は目ざましい。読者がコメントをつけられるので掲示板も不要だ。掲示板サービスは儚い運命をたどるしかないようだ。


儚いといえば、バブルが崩壊した頃だったろうか、一時期ポケットベルが流行った。携帯電話時代の幕開け前までのほんの3・4年である。TVドラマにもなった「ポケベルが鳴らなくて」は、同名の主題歌とともにアラサー以降の人なら記憶にあると思う。

この頃私は、会社の営業マン用のポケベルレンタルのため、頻繁にポケベル会社を訪れていた。明るく広い都会のオフィスはいつも混んでいた。制服を着た私のような客は少なくて、ほとんどが若者かカップルかお水系の人、その筋っぽい人などだった。まるで時代の最先端を職業にしているかのような社員たちは、誇らしそうに生き生きと輝いていて、私には羨ましくてまぶしかった。

それが、5年も経たないうちに縮小され、いつの間にか消えていた。



新しく買い換えたPCにはホームページビルダーが入ってなかったため、HPの更新を諦めてブログを始めることにしたのだが、この無料ブログサービスが終了になる日も必ずくるに違いない。HPはほとんどをバックアップしてあったのだが、このブログってバックアップできるんだっけ?

(余談ですがHPのブログ移行のお知らせは、プッツンと今にも壊れそうなPCで、何とかビルダーを立ち上げて最後の書き込みをしました。)

ブログはウェブログの略で、ウエブにログ(記録)するという意味だそうで、ダイアリーとは別もののようだ。



PCの不具合のせいでたくさんの写真をなくしてしまい、やっぱり大切な写真は紙焼きにしておかなければとしみじみ思った。「紙焼きにしとかんと電気がなくなったらどうするの」と母に言われたことがあるが、時代の流れでどんなことが起きるかわからない。やっぱ最後はアナログかあ???

坂本龍馬の写真が残っているのは感動だし、西郷隆盛もどんな容姿だったか興味がある。写真嫌いだったなんて残念だ。そんなことを考えていたが、自分に関しては子供も孫もいないし、有名人でもないので私のことを気にする人もいない。50年後には存在していたことさえ跡形もなくなるだろう。大概がそういうものだ。恒久のものなんてないのだ。

写真を焼いて残すかどうかで悩むのも無駄かな?と、結局父譲りの「むだじゃ、むだじゃ」が出てきてしまった。



リアルで楽しめばいいのかも・・・・。



どうよ。



リアルが一番トラよ   楽しいトラよ〜